夏の終わり

写植

これ、何だか分かる人はあまりいないと思います。これは手動写植という機械の一部です。

たまたま実家の掃除をしていて発見しました。

 

昔、イラストレーターは勿論、パソコンが無い頃、広告や本を作る時は写植機という大きな機械を使って文章を組んでいました。

この「文字盤」に、光を当て、写真を撮る感じで1文字づつ印画紙に焼き付けて、それを現像する事により、印刷物の元となる印画紙を作ります。

仕上がった印画紙を今度は切り貼りして、レイアウトを組んでいくのです。

今思うと途方も無い作業です。

 

私が子供の頃、母が写植オペレーターをやっていて、ランドセルを背負って帰るといつも「ガチャ!ガチャ!」という音を立てながら仕事をしていたのを思い出しました。

 

現像液の匂い。

定着液の酸っぱい匂い。

 

懐かしい思い出がたくさん頭をよぎった夏のおわりでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。